入社後6ヶ月間の定着率が、導入前より18.9%UPし効果を実感しております

事業内容や御社ならではの取り組みがあれば教えてください

シーデーピージャパン株式会社は今年で創業35年目の人材派遣会社になります。時代に合わせた総合人材サービスとして、主に製造系の人材派遣に力を入れていて、関東エリアを拠点に、「あらゆる人の雇用機会をつくり、あらゆる人の働く喜びをつくる」ことをミッションとし人材サービスの提供をしています。現在19ヵ所の営業所があり、ありがたいことに売上高が全派遣会社の上位14%になることができました。
在籍している数多くの従業員のために、講師を招いて「ウェビナー研修」や「資格取得支援制度」にも力を入れています。緊張感を持って取り組んでおり、実際に身に付く内容になっているため、受講者からは高い満足感を得られたという声をいただきます。今後は、3年間にわたって研修プログラムを実施していく予定です。
また過去には「女性活躍推進企業」や「子育てサポート企業」として厚生労働省から認定をいただきました。男女関係なく、活躍できる会社を目指しております。

+one step導入前にはどのような課題をお持ちでしたか

まずは「従業員の定着化」が課題でした。当時は採用することばかりに力を注いでいて、定着化には力を入れていませんでした。年々、営業所も従業員の数も増加していったものの、その分、離職してしまう人数も少なくはなく、会社全体で、定着化のために何か対策を打たねばならないという大きな課題にぶつかってしまいました。
また、管理者のキャリアによって、従業員に対しての対応に温度差が出てしまうことも課題でした。やはりキャリアの長い管理者と新しい管理者によって、定着化につながるような声かけができたりできなかったりしていたため、管理者全体のモチベーション維持にも悩まされていました。

それらの課題を持った上で+one step導入に至った「決めて」は何でしたか

実は当時、同じようなサービスが利用できる会社の存在を、営業所担当から紹介を受けていたんですよね。退職予兆を察知することで、早期に対応ができるというところに惹かれて導入に至ったのはもちろんのことなのですが、「+one step」の場合、運用代行プランがあるのですが、第三者の相談窓口として、従業員とコミュニケーションを代わりにとって対応してくれるという点が、一番の決め手でした。何か相談をしたい時に、画面の向こう側にいるのがAIやbotではなく人間の方が、相談する側も本音で言い出せると思うんです。それが大きな決め手となり導入に至りました。

現在、どのように+one stepを利用していただいていますか

弊社では、従業員から出た相談や悩み事の対応を、第三者機関に委ねるという形で株式会社テイチャクの専任担当者さんにお願いして対応していただいております。離職につながるような相談に関しては、専任担当者さんと協力しながら状況や内容を弊社に共有していただき、対応を進めるという流れになっています。
定期的に配信するアンケート内容を確認することは出来るのですが、チャット内容や匿名相談内容を本人の許可なく閲覧することができないようになっています。例えば、上司に対して不満があった時に、上司が見ているかもしれないチャットにその不満を書き込むことはなかなか難しいことだと思います。悩みの根本を解決するには、そのような形で運営をしていった方が良いと社内で決定したので、+one step内での対応のほとんどは専任担当者さんにお任せしています。一人一人の相談に対し、雑談を交えながらも親身に対応してくださっているので、従業員たちは悩みを一人で抱え込まずにいられているとおもいます。いつも、ありがとうございます。

その結果、効果はありましたか

導入後、管理者全体の意識も高まったことが大きな効果でした。離職の前兆が可視化されたことにより、営業所ごとに定着化に向けて定例会議を実施したり、各営業所で独自に施策をうち、効果の高いものを全営業所で共有したりするようになりました。
また大きな課題であった入社後6ヶ月間の定着率ですが、導入前の2019年と比較すると2021年は12.1%、2022年は18.9%UPし効果を実感しております。

+one stepを活用して、今後どのような展望をお持ちですか

+one stepのおかげで離職予兆を可視化することができたので、今以上の定着化と契約の初回更新率UPに向けての施策を増やしていくつもりです。
その際は、アドバイスをいただければと思うので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。